ケイコ・フジモリ氏、ペルー大統領選の決選投票進出に自信示す
要約
ペルー大統領選で優勢が伝えられるケイコ・フジモリ氏が13日、首都リマで記者団に対し「大きな責任を感じる」と述べ、決選投票への進出に自信を表明した。過去3度の挑戦ではいずれも決選で敗退している。
2026年ペルー中南米大統領選挙選挙
フジモリ氏「未来に向けた重要な一歩」
ペルー大統領選挙で優勢が伝えられているケイコ・フジモリ氏が13日、首都リマで記者団の取材に応じ、決選投票への進出に自信を示した。
フジモリ氏は「大きな責任を感じる。私たちは未来に向けて非常に重要な一歩を踏み出した」と語り、手応えを強調した。
過去3度の決選で敗退、4度目の挑戦
ケイコ・フジモリ氏は、1990年から2000年までペルー大統領を務めたアルベルト・フジモリ元大統領の娘である。自身の政党「人民勢力党」を率い、2011年、2016年、2021年の大統領選挙に立候補してきたが、いずれも決選投票で敗れている。2016年にはペドロ・クチンスキー氏に、2021年にはペドロ・カスティージョ氏に僅差で惜敗した。
今回の2026年大統領選では、これまでの3度の挑戦を経て4度目の正直を期す形となる。
不安定なペルー政治の中での選挙
ペルーでは近年、大統領が相次いで罷免されるなど政治的な混乱が続いている。ペルーの大統領選挙制度では、第1回投票で過半数を獲得する候補がいない場合、上位2名による決選投票が実施される。具体的な得票率や決選投票で対決する相手候補の情報はまだ明らかになっていない。
父アルベルト・フジモリ氏は日系二世で、熊本県出身の両親を持つ。大統領在任中は経済再建やテロ対策に取り組んだが、汚職疑惑や権威主義的な政治手法への批判も受けた。2024年に86歳で死去している。フジモリ家の名前はペルー国内で依然として大きな影響力を持ち、今回の選挙でもその存在感が改めて示された形だ。