バングラデシュで総選挙投開票 2024年政変後初の国政選挙
要約
バングラデシュで12日、定数350議席をめぐる総選挙の投開票が行われた。2024年8月のハシナ政権崩壊後、初の国政選挙となる。
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ハシナ政権崩壊後、初の国政選挙
バングラデシュで12日、総選挙の投開票が始まった。2024年の反政府デモによりハシナ政権が崩壊して以来、初めての国政選挙となる。定数350、任期5年の議席をめぐり、投票は現地時間12日午後4時半(日本時間午後7時半)に終了する予定である。
選挙結果は13日に公表される見通しだ。
独裁色強めたハシナ政権の崩壊
バングラデシュでは2024年、独裁色を強めていたとされるハシナ政権に対し、大規模な反政府デモが発生。デモの拡大により政権が崩壊し、ハシナ首相は退陣に追い込まれた。
政変後はノーベル平和賞受賞者のムハンマド・ユヌス氏を首席顧問とする暫定政権が発足し、国家の再建と民主的な選挙の実施に向けた準備が進められてきた。
二大政党の構図と今後の焦点
今回の総選挙では、主要野党のバングラデシュ民族主義党(BNP)をはじめとする各政党が議席を争う。バングラデシュでは1991年の民主化以降、アワミ連盟とBNPの二大政党が交互に政権を担ってきた歴史がある。
政変から約1年半を経て実施される今回の選挙は、同国の民主主義の再構築に向けた重要な一歩となる。投票の行方と新政権の枠組みに国際的な関心が集まっている。