住友商事社員、偽造IDで米軍横須賀基地に不法侵入し逮捕
要約
神奈川県警は2月19日、偽造IDカードを使って米海軍横須賀基地に不法侵入したとして、住友商事社員の男(45)を日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕した。男は「米軍に憧れがあった」と供述している。
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偽造IDで横須賀基地に侵入、商社社員を逮捕
神奈川県警は2月19日、偽造IDカードを使って米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に不法侵入したとして、住友商事社員の男(45)を日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕した。
男は調べに対し「米軍に憧れがあり、(基地に)入った」と供述しているという。捜査当局は、偽造IDカードの入手経緯や侵入の詳しい動機について調べを進めている。
厚木基地にも出入りの形跡
捜査の過程で、男が過去に米軍厚木基地にも出入りした形跡があることが判明した。出入りの時期や回数など詳細は明らかになっていない。
男は2023年ごろからイラクに駐在しており、帰国した2月19日に逮捕された。イラク駐在と本件との関連についても捜査が進められるとみられる。
住友商事「事態を重く受け止める」
住友商事は2月20日、逮捕された男が同社社員であることを公表し、「事態を重く受け止め警察による捜査に全面的に協力する。心配、迷惑をかけ深くおわびする」との声明を発表した。
米軍基地への不法侵入は、通常の住居侵入などとは異なり、日米地位協定に基づく刑事特別法が適用される。基地の安全管理やセキュリティに関わる問題であり、日米双方の当局が事態を注視しているとみられる。