2026/4/1
nippon-post.com
社会

大阪6歳女児コンクリート詰め遺棄事件、叔父に懲役8年の判決

要約

6歳女児の遺体をコンクリート詰めにして遺棄したとされる叔父に対し、大阪地裁が傷害致死罪で懲役8年を言い渡した。検察の求刑は懲役12年だった。

傷害事件児童福祉刑事裁判大阪死体遺棄

大阪地裁が懲役8年の判決

大阪地裁は、6歳の女児をコンクリート詰めにして遺棄したとされる叔父の男に対し、傷害致死罪で懲役8年の判決を言い渡した。検察側は懲役12年を求刑していた。

Community gathering
※画像はイメージです

事件では、被害者である6歳の女児が死亡し、遺体がコンクリート詰めの状態で遺棄された。被告人は女児の叔父にあたる男で、傷害致死の罪に問われていた。

求刑12年に対し懲役8年

検察側が懲役12年を求刑したのに対し、弁護側は被告人が法律上女児を養育する義務を負っていないと主張し、懲役4年以下の判決を求めていた。判決は求刑を下回る懲役8年となった。

裁判では、暴行が衝動的で一度限りのものであった点が考慮された一方、長期間にわたる遺体の遺棄行為の悪質性が重く評価されたとみられる。

居所不明児童の問題も浮き彫りに

本事件では、被害女児が長年にわたり住民票上の所在が確認できない「居所不明児童」であったことも明らかになっている。学校や保健・福祉機関との接点がなく、虐待のサインが発見されなかった行政の構造的な課題が改めて浮き彫りとなった。