WNBAドラフトで田中こころが指名、日本人選手として約30年ぶりの快挙
要約
WNBAバルキリーズが3巡目8位でENEOS所属の20歳ガード田中こころを指名した。日本人選手のWNBAドラフト指名は1997年の萩原美樹子以来、約30年ぶり5人目となる。
田中こころ、WNBAドラフトで3巡目8位指名
2026年4月13日(日本時間14日)、ニューヨークで行われた米女子プロバスケットボールWNBAのドラフト会議で、ゴールデンステイト・ヴァルキリーズが日本のWリーグ・ENEOS所属のガード田中こころ(20)を3巡目8位(全体38位)で指名した。日本人選手がWNBAドラフトで指名されるのは、1997年の萩原美樹子以来およそ30年ぶりで、史上5人目の快挙となる。
アジアカップで存在感、20歳の司令塔
田中は大阪府出身、身長173センチのポイントガード。女子バスケットボールの名門・桜花学園高校では、インターハイとウインターカップで優勝を経験した。2024年にENEOSサンフラワーズに加入し、2025年のFIBA女子アジアカップでは日本代表の準優勝に貢献。大会の個人賞である「オールスター5」にも選出され、国際舞台でその実力を証明した。
田中を指名したバルキリーズのヘッドコーチは、日系アメリカ人三世のナタリー・ナカセ氏である。ナカセHCは、かつてbjリーグの埼玉ブロンコスでヘッドコーチを務め、NBAのロサンゼルス・クリッパーズでもコーチ経験を持つ指導者だ。
広がる日本人選手の活躍の場
日本人選手のWNBA挑戦としては、これまで萩原美樹子、大神雄子、渡嘉敷来夢、町田瑠唯らが道を切り開いてきた。田中の指名は、日本の女子バスケットボール選手の活躍の場がさらに広がっていることを示すものである。
WNBAは2026年シーズンに向けてチーム数が拡大し、労使協定の更新によりサラリーキャップや平均年俸が大幅に引き上げられるなど、リーグ全体の注目度が高まっている。恐れを知らない、メンタルが強いと評される20歳の司令塔が、世界最高峰のリーグでどのような成長を遂げるか。2028年ロサンゼルス五輪での日本代表の主力としても期待されており、今後の動向に注目が集まる。
ENEOSサンフラワーズに加入
名門・桜花学園高校を卒業後、日本のトップリーグであるWリーグの強豪・ENEOSサンフラワーズに加入した。
FIBA女子アジアカップで活躍
日本代表の準優勝に大きく貢献し、大会の個人賞であるオールスター5に選出される活躍を見せた。
WNBAドラフトで指名
ニューヨークでのドラフト会議にて、バルキリーズから3巡目8位で指名を受けた。日本人では約30年ぶり5人目の快挙。