石垣島北方EEZで中国調査船がワイヤ状の物を投入、海保が中止要求
要約
第11管区海上保安本部は4月15日、石垣島北方約75キロの排他的経済水域で中国の海洋調査船が無断で調査活動を行っている疑いを確認し、巡視船が中止を要求した。3月30日にも尖閣周辺EEZで同様の事案が発生している。
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石垣島北方EEZで中国調査船の活動を確認
第11管区海上保安本部(那覇)は4月15日、石垣島北方約75キロの排他的経済水域(EEZ)において、中国の海洋調査船がワイヤ状の物を海中に延ばしているのを確認した。海上保安庁の巡視船は、事前の同意がない調査活動の疑いがあるとして、中国船に対し活動の中止を要求した。
3月にも尖閣周辺で同様の事案
中国の海洋調査船による日本のEEZ内での活動は今回に限ったものではない。3月30日にも、尖閣諸島周辺のEEZにおいて別の中国船による同様の行動が確認されている。短期間に繰り返し発生している状況だ。
尖閣諸島周辺EEZで中国船の活動確認
尖閣諸島周辺の排他的経済水域において、別の中国船がワイヤ状の物を海中に延ばす同様の行動が確認された。
石垣島北方EEZで中国調査船に中止要求
石垣島北方約75キロのEEZで中国の海洋調査船がワイヤ状の物を海中に投入。海保巡視船が中止を要求した。
同意なき調査活動への対応
国連海洋法条約では、他国のEEZ内で海洋科学調査を実施する場合、沿岸国の事前の同意を得ることが原則として求められている。海上保安庁は、日本のEEZ内で同意のない調査活動が確認された場合、巡視船や航空機を派遣し、活動状況の確認と中止要求を行う対応をとっている。
海中に延ばされたワイヤ状の物の正体や、調査の具体的な目的については明らかになっていない。中国海洋調査船の具体的な船名も公表されていない。