2026/4/16
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経済

日経平均が5万9000円台に到達、史上最高値を更新 米株高と中東情勢の好転が追い風

要約

16日前場の東京株式市場で日経平均株価が前日比900円強上昇し、2月27日の最高値5万8850円を突破しました。米主要指数の最高値更新に加え、米イランの停戦延長検討の報道が投資家心理を改善させた格好です。

中東情勢半導体関連株日経平均株価最高値更新東京株式市場

日経平均が5万9000円台、2月の最高値を突破 16日前場の東京株式市場で、日経平均株価が続伸し5万9000円台を付けました。前日に比べ900円強の上昇となり、2月27日に記録したこれまでの最高値5万8850円を上回りました。東証株価指数(TOPIX)も続伸しています。
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※画像はイメージです
上昇の背景には、前日15日の米株式市場でS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数がともに最高値を更新したことがあります。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇し、東京市場ではアドバンテストなど半導体関連株に買いが入りました。ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンも株価が上昇した一方、コマツやヤマハ発動機は下落しました。 ## 米イラン停戦延長の報道が地政学リスクを後退させる もう一つの追い風となったのが、中東情勢の好転を示す報道です。ブルームバーグ通信は、米国とイランが来週期限を迎える停戦について、2週間の延長を検討していると報じました。 トランプ米大統領は14日夜、米FOXビジネスのインタビューで「イランとの戦闘終結が非常に近い」と発言しており、停戦延長への期待が高まっていました。中東の地政学的リスクの後退は、投資家心理の改善につながったとみられます。 ## 最高値更新の軌跡 日経平均株価の最高値更新は、2月27日の5万8850円以来となります。
  1. 日経平均が4万2000円台に到達

    米株高や日本企業の好業績が追い風となり、4万2000円の大台を突破しました。

  2. 4万3378円を記録

    終値で4万3378円まで続伸し、当時の史上最高値を再び更新しました。

  3. 5万4720円を記録

    前日比2065円高という驚異的な上昇幅を見せ、5万4720円を記録しました。

  4. 5万8850円の最高値

    約1カ月半にわたり上値の壁となっていた5万8850円の最高値を記録しました。

  5. 5万9000円台に突入

    米株高と停戦期待により900円超上昇し、史上初めて5万9000円の大台に乗せました。

ただし、米国とイランの停戦延長が実際に合意に至るかどうかは依然不透明であり、当日終値で最高値を維持できるかにも市場の関心が集まっています。