教員による盗撮画像共有グループを開設したとして、性的姿態撮影処罰法違反や器物損壊などの罪に問われた名古屋市立小学校の元教諭(42)に対し、名古屋地裁は16日、懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。検察側は懲役4年を求刑していた。\n\n※画像はイメージです\n\n元教諭は盗撮画像を共有するグループを自ら開設していたとされる。適用された性的姿態撮影処罰法は、2023年7月に施行された比較的新しい法律で、性的姿態のひそかな撮影に加え、画像の提供や配信なども処罰の対象としている。今回の判決では、同法違反のほか器物損壊の罪も認定された。\n\n教員という児童との信頼関係を前提とする立場にありながら、盗撮画像の共有グループを開設・運営していた本件は、教育現場の安全管理に対する深刻な問題を浮き彫りにした。名古屋市では教員による不適切行為が相次いでおり、名古屋市教育委員会が設置した調査委員会が、教職員による児童等への不適切行為をまとめた報告書を提出するなど、対策が求められている。\n\n求刑の懲役4年に対して懲役2年6月という判決となったが、実刑が言い渡されたことで、教員の立場を利用した犯行に対する司法の厳しい姿勢が示された形である。