旭山動物園の焼却炉から人骨発見、33歳職員を妻の遺体損壊容疑で逮捕
要約
北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉から人骨とみられるものが複数発見され、33歳の職員が妻の遺体損壊容疑で逮捕された。容疑者は事件当日も通常通り勤務しており、警察は殺人の疑いも視野に捜査している。
焼却炉から人骨とみられるもの複数発見
北海道旭川市の旭山動物園に勤務する33歳の男性職員が、妻の遺体を園内で焼却するなどした疑いで逮捕された。捜査関係者への取材で2026年5月3日に明らかになった。
捜査関係者によると、園内の焼却炉の中から人の骨とみられるものが複数見つかっていたという。また、園内からは妻のものとみられるスマートフォンも発見されている。逮捕容疑は2026年3月31日ごろ、妻の遺体を園内の焼却炉で損壊した疑いで、警察は殺人の可能性も視野に捜査を進めている。発見された骨が妻のものであるかどうかの鑑定結果や、犯行の具体的な動機については現時点で明らかにされていない。
事件当日も通常通り勤務
捜査の過程で、逮捕された職員は事件当日、通常通り勤務していたことが判明した。園内の防犯カメラには、夜間に大きな荷物を運ぶ職員の姿が映っていたとの情報もあり、警察は退勤後の具体的な足取りについて調査を続けている。一方で、4月23日に親族から妻の行方不明者届が出されていたが、事件以前に妻から警察への相談は記録されていなかった。事件に至るまでの経緯について、捜査当局は慎重に解明を進めているとみられる。
全国的に知られる動物園が舞台に
旭山動物園は「行動展示」と呼ばれる独自の展示方法で全国的に知られ、多くの来園者が訪れる北海道有数の観光施設である。その園内施設が事件の舞台となったことは、地域社会に大きな衝撃を与えている。動物園の焼却炉は、動物の死骸や廃棄物の処理に使用される施設で、一般の来園者が立ち入ることのできないエリアに設置されている。職員という立場を利用して焼却炉にアクセスした可能性が指摘されている。警察は今後、発見された骨の鑑定を急ぐとともに、事件の全容解明に向けた捜査を続ける方針だ。