2026/5/17
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社会

奥多摩の林道付近で登山中のロシア人男性がクマに襲われ重傷 ドクターヘリで搬送

要約

17日午後、東京・奥多摩町境の林道付近で六ツ石山を1人で登山していた30代のロシア人男性がクマに襲われ、顔や腕から出血する重傷を負った。命に別状はないという。

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17日午後0時すぎ、東京・奥多摩町境の林道付近で「クマに襲われてけがをしている」と119番通報があった。駆け付けた救急隊が確認したところ、30代のロシア人男性が顔や腕から出血するなどの重傷を負っていた。男性はドクターヘリで病院に搬送されたが、命に別状はないとされている。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n## 1人で六ツ石山を登山中に被害\n\n警察などによると、男性は1人で六ツ石山に登山していた際にクマに襲われたとみられる。クマの体長や種類、現在の所在については明らかになっていない。クマと遭遇した際の詳しい状況や、119番通報を行ったのが本人か第三者かについても分かっていない。\n\n## 奥多摩で相次ぐクマによる人身事故\n\n奥多摩山地ではクマによる人身事故が近年相次いでおり、過去6年間で6件が発生、うち5件で被害者が重傷を負っている。2025年8月にも渓流釣りの男性がクマに襲われて負傷する事例が起きていた。\n\n東京都の多摩地域はツキノワグマの生息地となっており、自然環境の変化や里山の管理不足などを背景に、クマが人の活動圏に近づくケースが増えている。最近では八王子市の住宅街でもクマとみられる動物の目撃情報が寄せられるなど、出没範囲は広がりをみせている。\n\n警察や奥多摩町は猟友会と連携し、パトロールや捕獲、追い払いなどの対策を進めている。登山者に対しては、クマ鈴の携帯や、遭遇時に走らず静かに距離を取ることなどが呼びかけられている。