2026/5/17
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国際

UAE原発周辺で無人機攻撃による火災発生、当局「安全性に問題なし」

要約

アブダビ当局が17日、原子力発電所周辺で無人機による攻撃と火災が発生したと発表した。負傷者はなく、原発の安全性にも影響はないとしている。

UAEドローン攻撃中東情勢原子力発電無人機

原発周辺で無人機攻撃、火災が発生\n\nアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビの当局は17日、原子力発電所周辺で無人機(ドローン)による攻撃があり、火災が発生したと発表した。当局は「原発の安全性に問題はなく、負傷者もない」としている。\n\n
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※画像はイメージです
\n\n攻撃を実行した主体については明らかにされておらず、攻撃を受けた原発の具体的な名称や正確な所在地、火災の規模や鎮火状況についても、現時点で詳細は公表されていない。\n\n## 中東で続く無人機攻撃の脅威\n\n中東地域では近年、無人機を用いた攻撃が相次いでおり、UAEも過去に石油関連施設などが標的となった経緯がある。2022年1月にはアブダビの燃料貯蔵施設がドローン攻撃を受け、被害が出る事態に発展している。\n\n今回の攻撃は、エネルギーインフラの中でも特に高い安全管理が求められる原子力施設の周辺で発生したものであり、地域の安全保障環境に対する懸念がさらに強まる可能性がある。\n\n## UAEの原子力開発と安全確保\n\nUAEはペルシャ湾沿岸にバラカ原子力発電所を建設し、2020年8月に1号機が稼働を開始した。中東地域ではイランに次ぐ2番目の原子力発電所であり、韓国の企業連合によって建設された。UAEはエネルギー源の多様化や電力需要への対応を目的に原子力開発を推進しており、新たな発電所の建設も検討している。\n\n原発周辺での攻撃という事態を受け、今後UAEが安全保障体制の強化にどのような対応を取るかが注目される。