政府、高木美帆氏に国民栄誉賞を検討 木原官房長官が表明
要約
木原官房長官は、五輪通算10個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆選手に対し、国民栄誉賞の授与を検討していることを明らかにした。
政府がスピードスケート選手の高木美帆氏に対し、国民栄誉賞の授与を検討していることが分かった。木原稔官房長官が記者会見で明らかにした。
木原官房長官が会見で検討を表明
木原官房長官は22日の記者会見で、高木美帆氏への国民栄誉賞授与を検討している旨を明らかにした。授与の具体的な時期や正式決定の日程については、現時点で明らかにされていない。
高木氏は北海道幕別町出身のスピードスケート選手で、女子1500mの世界記録保持者である。中学3年生だった2010年バンクーバーオリンピックにスピードスケート女子史上最年少の15歳で出場し、その後、世界の第一線で長く活躍を続けてきた。
オリンピック通算メダル10個、日本女子最多
高木氏のオリンピックでの実績は圧倒的だ。2018年平昌大会では団体パシュート金メダル、1500m銀メダル、1000m銅メダルを獲得。2022年北京大会では主将を務め、1000mで金メダルを含む4つのメダルを手にした。1大会4メダルは日本人選手史上初の快挙であった。
さらに2026年ミラノ・コルティナ大会でも団体パシュートで銅メダルを獲得し、オリンピック通算メダル獲得数は10個に達した。これは日本女子最多記録である。世界選手権でも、2018年世界オールラウンド選手権と2020年世界スプリント選手権で総合優勝を果たし、日本人初の2冠を達成している。
国民栄誉賞、スポーツ選手の受賞も多数
国民栄誉賞は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者に対し、内閣総理大臣が授与する表彰である。1977年に創設され、スポーツ分野では王貞治氏、高橋尚子氏、羽生結弦氏らが受賞してきた。授与の具体的な理由や功績の範囲、今後のスケジュールについては、政府からの追加発表が待たれる。