日経平均株価、終値6万3339円で約1週間ぶりに最高値更新 SBG1銘柄で570円押し上げ
要約
2026年5月22日の日経平均株価は、中東情勢の改善期待とAI関連銘柄への買いを背景に大幅続伸し、史上最高値を更新しました。ソフトバンクグループが1銘柄で570円超指数を押し上げるなど、一部の大型株が相場を牽引しました。
2026年5月22日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、終値は前日比1654円93銭高の6万3339円07銭となった。5月13日に記録した6万3272円を約1週間ぶりに上回り、終値ベースでの史上最高値を更新した。
米イラン合意報道とAI銘柄が相場を牽引
上昇の主な要因は、中東情勢の改善期待とAI関連銘柄への旺盛な買いだ。21日に中東メディアが「米国とイランがパキスタンの仲介のもとで合意の最終案を完成させた」と報じたことで、地政学リスクの後退が意識された。加えて、AI関連の材料が重なり、幅広い銘柄に買いが広がった。
なかでも際立ったのがソフトバンクグループ(SBG)の動きである。SBG株は前日比11.88%高で取引を終え、この1銘柄だけで日経平均を570円あまり押し上げた。傘下の半導体設計大手アーム・ホールディングスが米国市場で株価急騰したほか、米オープンAIが近日中にIPOを申請すると報じられたことが、SBG株への買いを加速させた。
東証プライム全体の動向
TOPIXの終値は前日比38.65ポイント高の3892.46だった。東証プライムの売買代金は概算で9兆968億円、売買高は24億17万株に達した。値上がり銘柄数は853銘柄で、全体の約5割にとどまった。
日経平均の上げ幅が1654円に達した一方、値上がり銘柄が全体の半数程度であったことは、SBGをはじめとする一部の大型株が指数を大きく押し上げた構図を示している。
相場の先行きに不透明感も
米国とイランの戦闘終結に関する具体的な合意内容や署名時期は明らかになっていない。オープンAIのIPO申請についても具体的な日程は不明だ。中東情勢やAI関連の材料が今後も相場を支え続けるかどうかは、これらの詳細が明らかになるにつれて判断が分かれる可能性がある。
日経平均が最高値を記録
終値6万3272円をつけ、当時の史上最高値を更新した。
中東メディアが米イラン合意案を報道
パキスタン仲介による合意最終案の完成が伝えられ、地政学リスク後退への期待が広がった。SBGは21日にストップ高水準まで上昇した。
日経平均が約1週間ぶりに最高値更新
終値6万3339円07銭。前日比1654円93銭高の大幅続伸となり、SBGの株価上昇が寄与した。