2026/5/23
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エンタメ

カンヌ映画祭で岡本多緒さんが最優秀女優賞 日本人初の快挙

要約

世界3大映画祭の一つであるカンヌ映画祭で、濱口竜介監督作「急に具合が悪くなる」に出演した岡本多緒さんがビルジニー・エフィラさんと共同で最優秀女優賞を受賞した。日本人の同賞受賞は史上初となる。

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日本人初、カンヌ最優秀女優賞の快挙\n\n世界3大映画祭の一つであるカンヌ映画祭で、俳優の岡本多緒さんが最優秀女優賞を受賞した。日本人が同賞を受賞するのは史上初の快挙である。5月23日に発表された。\n\n岡本さんは、ビルジニー・エフィラさんとの共同受賞となった。受賞対象作は濱口竜介監督の映画「急に具合が悪くなる」で、今回のカンヌ映画祭では日本からコンペティション部門に3作品がノミネートされていた。\n\n
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※画像はイメージです
\n\n## 濱口竜介監督作「急に具合が悪くなる」\n\n受賞作「急に具合が悪くなる」は濱口竜介監督が手がけた作品である。濱口監督は2018年に「寝ても覚めても」でカンヌのコンペティション部門に出品され、2021年には「ドライブ・マイ・カー」で脚本賞を受賞するなど、カンヌとの関わりが深い。今作は3度目のコンペティション部門への出品となった。\n\n「急に具合が悪くなる」はフランスで撮影された4カ国合作映画で、介護施設の運営責任者と末期がんの舞台演出家の交流を描いた作品である。現地での上映後には14分間のスタンディングオベーションが起き、環境賞も受賞している。\n\n## 岡本多緒さんの歩み\n\n岡本多緒さんは千葉県出身の俳優・ファッションモデルである。かつて「TAO」名義で国際的なモデルとして活躍し、2013年にはハリウッド映画「ウルヴァリン:SAMURAI」でヒロイン役を務め女優デビューを果たした。その後も海外ドラマ「ウエストワールド」などに出演し、国際的なキャリアを重ねてきた。2023年からは「岡本多緒」名義で日本での活動を本格化させている。\n\n共同受賞したビルジニー・エフィラさんはベルギー出身の俳優で、主にフランスで活躍している。本作では岡本さんと共に主演を務めた。\n\n日本映画は近年、国際舞台での評価が高まっており、今回の受賞はその流れをさらに印象づけるものとなった。