2026/4/1
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国際

バングラデシュ総選挙、12日に実施へ 2024年政変後初、BNP優勢の見通し

要約

2024年の学生デモによる政変でハシナ前首相が辞任に追い込まれて以降、初となる総選挙が2月12日に行われる。長年弾圧を受けてきたBNPが優勢とされる一方、アワミ連盟は選挙参加を認められずボイコットを表明している。

バングラデシュ人権問題南アジア選挙制度

政変後初の総選挙、2月12日に実施

バングラデシュで2月12日、総選挙が実施される。2024年に学生デモの激化をきっかけとした政変が発生し、シェイク・ハシナ前首相が辞任に追い込まれて以降、初めての国政選挙となる。総議席数は350。

選挙戦では、ハシナ政権下で長年弾圧を受けてきたバングラデシュ民族主義党(BNP)が優勢と伝えられている。一方、ハシナ前首相が率いたアワミ連盟(AL)は選挙への参加が認められておらず、選挙のボイコットを呼びかけている。

BNP優勢、アワミ連盟は選挙から排除

今回の総選挙では、二大政党の一角であるアワミ連盟が不在のまま投票が行われる異例の構図となる。アワミ連盟は選挙参加が認められなかったことを受け、ボイコットの姿勢を鮮明にしている。

これに対し、BNPは長年にわたるハシナ前首相からの弾圧を経て、今回の選挙で政権獲得に向けた優位な立場にある。

2024年の政変が転機に

2024年、バングラデシュでは学生デモが激化し、大規模な政変へと発展した。この結果、長期にわたり政権を維持してきたハシナ前首相が首相辞任に追い込まれた。

政変後に発足した暫定政権のもとで今回の総選挙が準備されてきたが、主要政党の一つが選挙から排除された状態での実施となり、選挙後の政情安定についても不透明感が残る。