2026/4/1
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国内

大雪被害の87市町村に特別交付税129億円、総務省が前倒し交付へ

要約

総務省は8道県87市町村を対象に、3月分の特別交付税129億5500万円を2月12日付で繰り上げ交付すると発表した。災害救助法が適用された自治体と今冬の積雪量が平年を大きく上回る自治体が対象で、青森県が最多の約33億円を受ける。

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8道県87市町村に129億円を前倒し配分

総務省は10日、今冬の大雪で被害を受けた自治体を支援するため、特別交付税(3月交付分)129億5500万円を12日付で前倒し交付すると発表した。対象は8道県の計87市町村で、災害救助法が適用された自治体と、今冬の積雪量が平年を大きく上回る自治体が含まれる。

特別交付税は通常、毎年度12月と3月の2回に分けて配分される制度だが、大雪による被害の深刻さを踏まえ、3月分を約1か月前倒しして交付する。

青森県が最多、北海道が続く

道県別では、青森県が21市町村に対し32億9200万円で最多となった。次いで北海道が32市町村に30億4800万円の配分を受ける。青森県は市町村数では北海道を下回るものの、交付額では上回っており、被害の集中度がうかがえる。

死者46人、負傷者558人に

総務省消防庁が10日午前7時半時点でまとめた被害状況によると、今冬の大雪による死者は10道府県で計46人に上る。除雪中とみられる事故などが原因で、都道府県別では新潟県の17人が最多となっている。

負傷者は19道府県で558人に達し、このうち193人が重傷である。被害は広範囲にわたっており、死傷者の報告がある地域は対象の8道県を超えて全国に広がっている。