インドネシア軍、ガザへ数千人規模の部隊派遣準備 停戦後初の国際部隊か
要約
インドネシア軍幹部が9日、トランプ大統領主導の和平計画に基づく国際安定化部隊として、ガザに数千人規模の部隊を派遣する準備を進めていると明らかにした。実現すればガザ停戦後初の外国部隊派遣となる。
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インドネシア軍幹部が派遣準備を表明
インドネシア軍幹部は9日、パレスチナ自治区ガザに数千人規模の部隊を派遣するための準備を進めていると明らかにした。首都ジャカルタの大統領府で開かれた軍や警察との会議後に明かしたもので、派遣が実現すれば、トランプ米大統領が主導する和平計画に基づく「国際安定化部隊」(ISF)として初の派遣となる見込みである。
ガザ派遣を想定し、現在5千~8千人規模の訓練を継続中だという。
派遣先はガザ南部、数週間で拠点整備
イスラエル公共放送KANが9日に報じたところによると、インドネシア軍部隊はガザ南部のラファとハンユニスの間の地域への派遣が予定されている。数週間かけて拠点の整備を実施する計画だ。
派遣の具体的な開始時期や、実際に派遣される部隊の正確な人数は明らかにされていない。
ガザ紛争の経緯
ガザ紛争は2023年10月7日、イスラム組織ハマスがイスラエル領内を奇襲攻撃したことに端を発する。これに対しイスラエル軍がガザ地区への空爆や地上侵攻を実施し、紛争による犠牲者は6万7000人以上に上っている。
2025年10月にはトランプ米大統領の停戦案に双方が合意。ISFはこの和平計画に基づき、ガザの停戦維持や治安安定化を担う多国籍部隊として構想されたものである。インドネシア軍の派遣が実現すれば、停戦後初めてガザに入る外国部隊となる見通しだ。