気象庁、レーダー解析プログラムの誤りで大雨情報を33回誤発表
要約
気象庁のレーダー雨量解析プログラムの誤りにより、昨年6月から7月にかけて「記録的短時間大雨情報」が基準を満たさないまま33回誤発表されていたことが明らかになった。
気象庁記録的短時間大雨情報誤発表防災情報
レーダー解析プログラムに誤り、33回の誤発表
気象庁は10日、レーダー雨量解析プログラムに誤りがあり、「記録的短時間大雨情報」を誤って発表していたことを明らかにした。実際には発表基準を満たしていなかったにもかかわらず、情報が発表されていた。
誤発表は昨年6月から7月にかけて発生し、その回数は合計33回に上る。
防災情報の信頼性に関わる問題
記録的短時間大雨情報は、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した際に発表される防災気象情報である。住民の避難行動や自治体の災害対応の判断材料として活用されており、その正確性は極めて重要とされる。
気象庁は気象レーダーと全国に設置された雨量計のデータを組み合わせて雨量を解析しているが、今回はそのプログラムに誤りがあったことが原因となった。
過去にもシステム起因の誤報
気象庁では過去にも、緊急地震速報などでシステムの不具合に起因する誤報が発生している。防災情報を担う機関として、解析システムの品質管理が改めて問われる事態となった。