米ラトニック商務長官、エプスタイン氏との交友関係めぐり説明を変更
要約
トランプ政権のラトニック商務長官が、性犯罪で起訴され死亡した富豪エプスタイン氏との交友について「2005年に関係を絶った」とする従来の説明を覆し、民主・共和両党から辞任要求が出ている。
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「2005年に関係を絶った」との従来の説明を覆す
アメリカのラトニック商務長官が、性的虐待などの罪で起訴され、その後死亡した富豪ジェフリー・エプスタイン氏との交友関係について、これまでの説明を覆した。
ラトニック氏はこれまで「2005年以降、エプスタイン氏との関係を絶った」と説明してきた。しかし公開された文書には、2008年の司法取引後も関係が継続していた記録や、2012年にカリブ海の島への訪問記録、さらには共同でのビジネス投資の署名記録などが含まれており、従来の説明との矛盾が明らかになった。
民主・共和両党から辞任要求
説明の変更を受け、野党・民主党の議員だけでなく、与党・共和党からも辞任を求める声が上がっている。トランプ政権の閣僚であるラトニック氏をめぐり、党派を超えた政治的な議論が広がっている。
エプスタイン氏との関係が改めて焦点に
エプスタイン氏は性的虐待などの罪で起訴された後に死亡しており、同氏と政財界の要人との交友関係は繰り返し注目を集めてきた。ラトニック商務長官が当初示した「2005年」という時期は、エプスタイン氏に対するフロリダ州での捜査が始まった年にあたる。
2026年に米司法省が300万ページを超える関連文書を追加公開したことで、ラトニック氏を含む複数の政財界関係者の名前が明らかになった。商務長官という要職にある人物が、過去の交友関係に関する説明を変更したことで、政権の信頼性にも影響を及ぼしかねない状況となっている。