2026/4/1
nippon-post.com
国際

カンボジア・シアヌークビルで詐欺拠点摘発、日本人含む約800人を拘束

要約

カンボジア当局は2月10日、南部シアヌークビルのカジノ施設を摘発し、特殊詐欺に関与したとみられる外国人ら805人を拘束した。拘束者には中国人、韓国人、米国人のほか日本人も含まれており、在カンボジア日本大使館が確認を進めている。

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カジノ施設から805人を拘束

カンボジア当局は2月10日、南部シアヌークビルのカジノ施設を摘発し、特殊詐欺に関与したとみられる外国人ら805人を拘束したと発表した。地元警察によると、施設からはパソコン約650台、携帯電話約1,000台が押収された。

拘束者には中国人、韓国人、米国人に加え、日本人も含まれている。在カンボジア日本大使館は「日本人が拘束されたか確認中」としており、拘束された日本人の具体的な人数は明らかになっていない。

取り締まり強化、2カ月で190カ所摘発

今回の摘発は、カンボジア政府が進める特殊詐欺の大規模な取り締まり強化の一環である。2026年1月から2月上旬にかけて、約190カ所の詐欺拠点が摘発された。2月7日から8日には、900人超が国外退去を命じられている。

カンボジア政府は「4月までに特殊詐欺を根絶させる」との目標を掲げており、摘発のペースを加速させている。

国際的な圧力が背景に

東南アジアを拠点とした特殊詐欺の摘発を求める国際的な圧力が強まっていることが、一連の取り締まり強化の背景にある。拘束者が実際に特殊詐欺に関与していたかどうかは現時点で確定しておらず、今後の捜査や法的手続きの行方が注目される。