2026/4/1
nippon-post.com
社会

川口市で水道管破損、約10メートルの高さに水噴出 けが人なし

要約

埼玉県が管理する水道管の空気弁修繕工事中に何らかの原因で破損が発生し、約2時間半にわたって水が噴き出し続けた。止水作業により午後1時25分ごろに収束し、断水やけが人の被害は確認されていない。

インフラ老朽化埼玉県川口市水道管破損

市道で水道管が破損、水が約10m噴出

12日午前11時ごろ、埼玉県川口市の市道で地中の水道管が破損し、水が噴き出す事故が発生した。水は約10メートルの高さまで噴き上がり、約2時間半にわたって噴出が続いた。止水作業の結果、午後1時25分ごろに水は止まった。

埼玉県水道管理課によると、けが人や周辺地域での断水といった被害は確認されていない。

空気弁の修繕工事中に発生

破損した水道管は埼玉県が管理するもので、水道管の空気弁を修繕する工事の最中に事故が起きた。破損の具体的な原因については「何らかの原因」とされており、現時点では特定されていない。

全国で進む水道インフラの老朽化

全国の水道管の約2割にあたる17.6万キロメートルが法定耐用年数の40年を超えており、更新率は年間わずか0.65%にとどまる。埼玉県内でも管路の老朽化が進んでおり、2025年1月には八潮市で下水道管の損傷による大規模な道路陥没事故が発生している。国土交通省は2026年度予算で老朽化対策の補助拡充を打ち出しており、水道インフラの維持管理が全国的な課題となっている。