法制審議会、再審制度見直しなど4要綱を平口法務大臣に答申
要約
法制審議会が12日の総会で法改正に向けた4つの要綱を決定し、平口法務大臣に答申した。再審制度の見直しや危険運転致死傷罪の要件明確化が柱となる。
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法制審が4要綱を答申
法務大臣の諮問機関である法制審議会は12日、総会を開き、法改正に向けた4つの要綱を決定した。要綱は同日、平口法務大臣に答申された。
4つの要綱には、再審(裁判のやり直し)制度の見直しや、危険運転致死傷罪の要件の明確化が含まれている。
再審制度の見直し
再審制度は、確定判決に対して裁判のやり直しを求める手続きである。日本の再審制度をめぐっては、かねてより制度的な課題が指摘されており、今回の要綱で見直しが盛り込まれた。
危険運転致死傷罪の要件明確化
もう一つの柱である危険運転致死傷罪については、要件の明確化が図られる。同罪は適用基準が抽象的との指摘があり、司法判断にばらつきが生じていたことが背景にある。
今回の答申を受け、法務省は今後、具体的な法改正作業に着手するものとみられる。