愛知・弥富市建設部長を逮捕 公共工事3件の入札情報を業者に漏洩か
要約
愛知県弥富市の建設部長が公共工事の入札に関する金額を建設業者側に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された。対象は交流館改修工事など3件で、落札率は約99%に達していた。
入札不正官製談合弥富市愛知県警逮捕
現職の建設部長を逮捕
愛知県警捜査2課は2月12日、公共工事の入札に関する金額を建設業者側に漏らしたとして、愛知県弥富市建設部長の立石隆信容疑者(55)=弥富市操出2丁目=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。
立石容疑者は2025年5月から6月にかけて、建設業者側に対し、入札に関連する設計金額などの情報を教えた疑いが持たれている。情報漏洩の対象となった公共工事は3件にのぼる。立石容疑者の認否について、愛知県警は明らかにしていない。
落札率は約99%
3件のうち「弥富まちなか交流館」の改修工事は、2025年5月に一般競争入札で実施された。予定価格は税抜きで6億5994万円だったのに対し、落札価格は6億5400万円で、落札率は約99%に達していた。この入札には3社が参加していた。
残る2件の公共工事の詳細や、情報を受け取った建設業者側の処分については、現時点で明らかになっていない。愛知県警が引き続き捜査を進めている。