2026/4/1
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国際

トランプ大統領、イラン核交渉に「1カ月」の期限 合意なければ軍事行動を示唆

要約

トランプ米大統領は13日、イランとの核問題交渉について今後1カ月をメドとする期限を設定し、合意が成立しなければ「衝撃的で劇的なことになる」と警告した。

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「今後1カ月程度」と明言

トランプ米大統領は13日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し、イランとの核問題を巡る交渉について今後1カ月をメドとする期限を設定したことを明らかにした。合意が成立しなければ軍事攻撃に踏み切る可能性を示唆し、イラン側に迅速な対応を迫った。

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※画像はイメージです

記者団からイランとの合意日程の目標を問われたトランプ大統領は「今後1カ月程度だろう。彼らは非常に迅速に合意すべきだ」と述べた。

「衝撃的で劇的なことになる」

さらにトランプ大統領は「合意が成立しなければ、衝撃的で劇的なことになるだろう。それは望まないが、合意しなければならない」と語り、交渉が不調に終わった場合の軍事行動を強くにじませた。「それは望まない」と外交的解決への意欲も示しつつ、期限を区切ることで交渉圧力を最大限に高める狙いがあるとみられる。

緊張続く米イラン関係

トランプ大統領は1月28日にもイランに対し核交渉の開始を要求しており、今回の発言はその延長線上に位置づけられる。一方、イラン政府は2月2日に米国との核合意交渉が開始される可能性を示唆しており、軍事的圧力と外交交渉の間で情勢は流動的な状態が続いている。

2025年6月にはイスラエルがイラン国内の核関連施設を大規模に攻撃し、米軍もイランの核関連施設3カ所を空爆する事態に発展した。その後、トランプ政権の仲介で停戦が成立し現在も維持されているが、核問題の根本的な解決には至っていない。1カ月という極めて短い期限の設定により、中東情勢は再び緊迫の度合いを増すことになる。