2026/4/1
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国際

NATO国防相会合、ルッテ事務総長が米国製兵器によるウクライナ支援枠組みの強化を呼びかけ

要約

ロシアによるウクライナ侵攻から4年が経過しようとする中、NATO加盟国の国防相らがブリュッセルに集まり支援の在り方を協議し、ルッテ事務総長はアメリカ製兵器を購入してウクライナに供与する枠組みの強化を呼びかけた。

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NATO国防相会合でウクライナ支援を協議

12日、ブリュッセルのNATO本部で加盟国の国防相らによる会合が開催され、ウクライナへの軍事支援などが話し合われた。ロシアによるウクライナ侵攻から4年が経過しようとする中、同盟としての支援態勢が改めて議論の焦点となった。

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※画像はイメージです

会合でルッテNATO事務総長は、アメリカ製の兵器を購入してウクライナに供与する枠組みの強化を各国に呼びかけた。侵攻の長期化を受け、支援の持続性と実効性を高める狙いがあるとみられる。

ルッテ事務総長、ロシアの攻撃を非難

ルッテ事務総長は会合の場で、「アメリカが戦争を公正かつ永続的に終結させるための努力を続けている一方、ロシアはエネルギー施設などを標的にしている」と述べ、ロシアによる民間インフラへの攻撃を強く非難した。

アメリカが戦争終結に向けた外交努力を継続する中、ロシアが軍事攻撃の手を緩めていない現状を指摘し、NATO加盟国に対して支援の結束を改めて求めた形である。

侵攻4年を前に問われる同盟の対応

ロシアによるウクライナ侵攻は間もなく4年を迎える。戦況が膠着する中、NATOとしてどのような支援を継続・強化していくかは、同盟全体にとって引き続き重要な課題となっている。今回の国防相会合は、こうした局面で加盟国間の方針をすり合わせる場として位置づけられる。