北朝鮮キム・ヨジョン氏、韓国無人機の飛来めぐり談話発表 再発防止を要求
要約
金正恩総書記の妹で対韓国政策を統括する金与正氏が2月13日に談話を発表し、韓国からの無人機飛来について再発防止を求めた。これに対し韓国の統一相は遺憾の意を示した。
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金与正氏が談話で再発防止を要求
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹であるキム・ヨジョン(金与正)氏が2026年2月13日、韓国からの無人機飛来をめぐり談話を発表した。談話では再発防止を求める内容が盛り込まれた。
金与正氏は朝鮮労働党の副部長として、主に対韓国政策を統括する立場にある。金正恩総書記に次ぐ政治的影響力を持つとされ、南北関係に関する声明を繰り返し発表してきた人物である。
韓国統一相は遺憾の意
今回の談話に対し、韓国の統一相は遺憾の意を示した。ただし、遺憾表明の具体的な時期や詳細な内容については明らかになっていない。
南北間では無人機をめぐる問題がたびたび緊張の火種となってきた。2024年10月には韓国の無人機が北朝鮮の首都・平壌上空に侵入し、体制批判のビラを散布する事件が発生。北朝鮮側が強く反発した経緯がある。
対立深まる南北関係の中で
今回の談話は、南北関係が構造的な転換期を迎える中で発表された。北朝鮮は2023年以降、韓国を統一の対象ではなく別の国家と位置づける政策転換を進めており、金与正氏による対韓国向けの強硬な声明発表が増加している。
無人機飛来の具体的な日時や回数、場所などの詳細は現時点で明らかにされていない。今後の北朝鮮側の対応や韓国政府の反応が注目される。