佳子さま、秋篠宮邸で伝統工芸士と懇談 江戸指物や備前焼を鑑賞
要約
佳子さまが13日午後、秋篠宮邸で江戸指物、備前焼、東京手描友禅の3分野の伝統工芸士から制作道具の説明を受け、工芸品を鑑賞された。日本工芸会総裁として伝統工芸の振興に携わる佳子さまは、笑顔で工芸士と交流された。
伝統工芸佳子さま後継者問題日本工芸会皇室
秋篠宮邸で3分野の工芸品を鑑賞
秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまは13日午後2時ごろ、秋篠宮邸で伝統工芸士と懇談された。宮内庁が明らかにした。
佳子さまは江戸指物、備前焼、東京手描友禅の3種類の工芸品を鑑賞し、それぞれの制作に必要な道具について説明を受けた。懇談中、佳子さまは笑顔を見せながら工芸士と交流された。
日本工芸会総裁としての活動
佳子さまは2022年から日本工芸会の総裁を務めており、伝統工芸の振興に関わる活動を続けている。毎年各地で開催される日本伝統工芸展の視察なども行っている。
担い手不足が深刻化する伝統工芸
今回鑑賞された江戸指物や備前焼をはじめ、日本の伝統工芸業界は後継者不足が深刻な課題となっている。江戸指物協同組合の登録職人は現在約10名にまで減少しており、備前焼でも後継者がいないと回答した事業者が58%に上るとの調査結果がある。日本全体の伝統工芸品の生産額も、平成10年度の約2,784億円から令和2年度には約927億円へと大幅に縮小している。
皇族が伝統工芸士と直接懇談する機会は、工芸品への国民的な関心を高める契機となり得る。佳子さまがこれまでに着用された地域の工芸品に購入希望が殺到した事例も報告されている。