タイ総選挙、保守与党と元首相派が連立合意 過半数を確保
要約
2月8日投開票のタイ下院総選挙を受け、比較第1党のタイ名誉党と第3党のタイ貢献党が合計約270議席で連立政権樹立に合意した。アヌティン首相続投の見通し。
両党が共同会見で連立合意を発表
タイの下院総選挙(2月8日投開票)で比較第1党となる見通しの保守系与党「タイ名誉党」と、第3党となる見通しのタクシン元首相派「タイ貢献党」が、連立政権の樹立で合意した。両党は2月13日に共同記者会見を開き、合意内容を明らかにした。
名誉党を率いるアヌティン首相は会見で「貢献党は、政権を率いる名誉党をサポートする」と述べ、両党が「タイを持続可能で安定した未来に導くことができる」と強調した。貢献党幹部も「貢献党は、名誉党を支える準備ができている」と応じた。
合計約270議席で過半数を確保
タイ公共放送PBSの報道によると、名誉党は193議席、貢献党は74議席を獲得する見通しで、両党の合計は約270議席に達する。下院定数500の過半数である251議席を大きく上回り、名誉党主導の安定政権が成立する見通しだ。
選挙管理委員会による集計作業はなお続いており、投開票日から60日以内に最終結果が発表される予定だ。首相指名選挙は4月にも行われる可能性がある。
保守与党と元首相派の連携
今回の連立合意は、保守系のタイ名誉党とタクシン元首相を支持基盤とするタイ貢献党という、異なる政治的立場の2党が手を組む形となる。会見に先立ち、アヌティン首相と貢献党の首相候補であるヨッチャナン氏が会談を行った。
下院総選挙の投開票
タイ名誉党が193議席で比較第1党、タイ貢献党は74議席で第3党となる見通しとなった。
アヌティン首相とヨッチャナン氏が会談
両党首脳が連立政権の枠組みについて協議を行い、名誉党主導での政権樹立で合意に至った。
共同記者会見で連立合意を発表
両党合計約270議席で過半数を確保し、名誉党主導の政権樹立で合意したことを正式に発表した。
首相指名選挙の実施
選管の最終集計後、首相指名選挙が行われ、アヌティン首相が続投する見通し。
連立政権の具体的な政策方針や閣僚の配分などについては、現時点で明らかにされていない。