米中外相がミュンヘンで会談、トランプ大統領の4月訪中へ地ならしか
要約
ルビオ米国務長官と王毅中国外相が2月13日、ドイツ・ミュンヘンで対面会談を実施した。4月に予定されるトランプ大統領の訪中に向けた準備とみられ、両者の直接会談は2025年7月のマレーシア以来約7カ月ぶり。
約7カ月ぶりの対面会談
ルビオ米国務長官と王毅中国共産党政治局員兼外相が2月13日、ドイツ・ミュンヘンで会談した。両外相はミュンヘン安全保障会議に出席するためドイツを訪れており、この機会を利用して対面での協議に臨んだ。両者が直接顔を合わせるのは、2025年7月にマレーシアで会談して以来、約7カ月ぶりとなる。
トランプ大統領の4月訪中が焦点
今回の会談の背景には、2026年4月に予定されているトランプ米大統領の中国訪問がある。実現すれば、トランプ大統領の2期目就任後初の訪中となる。今回の外相会談は、この首脳会談に向けた地ならしの意味合いがあるとみられる。
ただし、会談で具体的にどのような議題が話し合われたか、また合意事項があったかどうかについては明らかになっていない。
米中外交の動き
第2次トランプ政権が2025年1月に発足して以降、米中間では外交接触が続いてきた。対中強硬派として知られるルビオ国務長官だが、就任直後の2025年1月には王毅外相と電話会談を行っている。今回のミュンヘンでの対面会談は、4月の首脳会談実現に向けて両国間の調整が進んでいることを示すものといえる。
ルビオ・王毅が初の電話会談
トランプ政権発足直後、ルビオ国務長官就任後初めて両外相が電話で協議。ルビオ氏はこれを「非常に建設的」と評価した。
マレーシアで対面会談
両外相が直接顔を合わせた前回の機会。安全保障や二国間関係について意見交換を行った。
ミュンヘンで再び対面会談
ミュンヘン安全保障会議の機会を利用し、約7カ月ぶりに直接協議を実施。4月の首脳会談に向けた準備とみられる。
トランプ大統領の訪中
トランプ大統領2期目就任後初の訪中。レアアース規制や関税など貿易問題が協議対象になるとみられている。