2026/4/1
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国際

スーダン・ダルフールで準軍事組織が6000人以上殺害、国連が報告書発表

要約

国連人権高等弁務官事務所が2月13日、スーダン西部ダルフール地方で2025年10月に準軍事組織による大規模殺害が発生し、少なくとも6000人以上が犠牲になったとする報告書を発表した。

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国連報告書が明らかにした大規模殺害

国連人権高等弁務官事務所は2026年2月13日、スーダン西部ダルフール地方において、準軍事組織が少なくとも6000人以上を殺害したとする報告書を発表した。殺害は2025年10月に発生し、ダルフール地方の主要都市周辺で行われたとされる。

Earth from space
※画像はイメージです

準軍事組織はスーダン政府軍と対立関係にあり、ダルフール地方の住民が甚大な被害を受けている実態が改めて浮き彫りとなった。

深刻化する人道危機

今回の報告書が示した6000人以上という犠牲者数は、ダルフール地方における人道状況の深刻さを端的に物語る。殺害が集中した2025年10月から報告書の発表まで約4カ月が経過しており、国連機関による現地の情報収集や検証に一定の時間を要したとみられる。

国際社会の注視が続く

国連人権高等弁務官事務所は、紛争当事者による人権侵害を継続的に調査・報告する役割を担っている。今回の報告書の公表により、ダルフール地方の惨状が国際社会に改めて突きつけられた形だ。

ダルフール地方では2003年以降、民族間の対立を背景とした紛争が繰り返されてきた歴史がある。