柏崎刈羽原発6号機、試験的な発電・送電を開始 営業運転に向け検査継続
要約
東京電力は16日未明、再稼働後の検査が続く柏崎刈羽原発6号機で試験的な発電と送電を始めた。順調に進めば同日夜にも本格的な発電に移行する見通し。
エネルギー政策原子力発電新潟県東京電力柏崎刈羽原発
16日未明に試験発送電を開始
東京電力は2026年2月16日午前3時ごろ、柏崎刈羽原子力発電所6号機で試験的な発電と送電を開始した。同機は再稼働後、営業運転に向けた検査を継続しており、今回の試験発送電はその一環として実施された。
順調に進めば、早ければ16日夜にも本格的な発電を行う見込みである。ただし、これは条件付きの見通しであり、検査の進捗状況によっては時期がずれる可能性もある。
営業運転に向けた検査は継続中
柏崎刈羽原発6号機は現在、営業運転の開始に向けた各種検査を進めている段階にある。試験的な発送電は、発電した電力を実際に送電網に流し、設備が正常に機能するかを確認する重要な工程となる。
営業運転開始の具体的な時期については、現時点で明らかにされていない。
福島事故以来初の東電原発稼働
柏崎刈羽原発6号機の再稼働は、2011年の福島第一原発事故以降、東京電力として初めての原発稼働となった。事故後、テロ対策の不備などが相次いで発覚し、原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けるなど、長期にわたり停止状態が続いていた。
2025年11月には新潟県の花角英世知事が再稼働を容認する姿勢を示し、地元同意という大きなハードルを越えた経緯がある。日本のエネルギー政策においても、原子力を「最大限に利用」する方針への転換が進む中、同機の動向は今後の原発政策を占う試金石として注目されている。