柏崎刈羽原発6号機、14年ぶりに首都圏へ送電再開
要約
東京電力の原発が電力を供給するのは2012年3月以来約14年ぶり。1月21日に再稼働した6号機は出力を約50%まで高め、3月18日の営業運転開始を目指す。
エネルギー政策原子力発電新潟県東京電力柏崎刈羽原発
14年ぶり、東電原発から首都圏へ電力供給
東京電力ホールディングスは2月16日午後10時、新潟県の柏崎刈羽原発6号機を送電線に接続し、首都圏への送電を開始した。東電の原発が電力を供給するのは2012年3月以来、約14年ぶりとなる。
6号機は1月21日に再稼働しており、2月15日午後7時すぎには原子炉で発生させた蒸気でタービンを回し始めていた。送電線への接続を経て、今後1日程度かけて出力を約50%まで高める予定だ。
営業運転は3月18日を計画
東京電力は3月18日に6号機の営業運転を開始する計画を示している。営業運転に移行する前に、2月下旬にはいったん運転を止めて設備点検を実施する予定だ。
長期停止からの道のり
柏崎刈羽原発は2012年3月を最後に停止し、長期にわたり稼働していなかった。再稼働に向けた準備が進められ、今年1月21日にようやく6号機が再稼働。約1カ月の調整期間を経て、首都圏への送電再開にこぎ着けた。
柏崎刈羽原発が停止
東電の原発による電力供給が途絶え、約14年にわたる長期停止期間に入った。
6号機が再稼働
長期停止を経て原子炉が再び起動。出力を段階的に上げる試験運転が始まった。
タービン回転開始
原子炉で発生させた蒸気によりタービンの回転を開始し、発電の準備が整った。
送電線に接続
午後10時に送電線へ接続し、14年ぶりに首都圏への電力供給を再開した。
営業運転開始
設備点検を経て本格的な営業運転に移行する計画。安定供給体制の確立を目指す。
東京電力にとって、原発の電力供給再開は経営面でも大きな転換点となる。