メルシャン、チリ産ワイン「フロンテラ」3商品を自主回収 無認可添加物の使用判明
要約
対象はロゼ系のフロンテラ3商品で累計出荷数は約62万本。チリでは認められているクエン酸銅が日本では無認可の食品添加物にあたり、健康被害の報告はないとしている。
メルシャンワイン自主回収食品安全食品添加物
チリ製造元が無認可添加物を使用
キリングループ傘下のメルシャンは2026年2月17日、チリ産ワイン3商品の自主回収を発表した。チリの製造元がワインの発酵・貯蔵の際に、日本では食品添加物として認められていない「クエン酸銅」を使用していたことが判明したためである。
回収対象となるのは以下の3商品だ。
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フロンテラ スパークリング ロゼ 缶
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フロンテラ アイス ロゼローズ 缶
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フロンテラ ロゼ 瓶
3商品の累計出荷数は約62万本にのぼり、現時点での流通量は約4万本と推定されている。
クエン酸銅はチリでは認可済み
クエン酸銅は、チリなど一部の国ではワイン製造に使用が認められている添加物である。発酵の際に使用され、生産過程で除去されるとされている。しかし日本の食品衛生法上は認可されておらず、今回の使用は国内基準に抵触する。
メルシャンは「健康への影響は極めて低く、本件に起因する健康被害の報告はない」としている。
回収は専用サイトで受付
対象商品の回収は専用ウェブサイトを通じて受け付ける。指定の宅配会社が回収を行い、送料はメルシャンが負担する。