中国・春節で爆竹と花火が復活 山西省の一部解禁受け街中に歓声
要約
2026年の春節を迎えた中国で、従来厳しく規制されてきた爆竹・花火が一部地域で解禁され、大みそかから新年にかけて市民が街中で花火を打ち上げる光景が広がった。
中国中国経済春節
春節の夜空に花火が戻る
2026年2月17日、中国は旧暦の新正月にあたる春節を迎えた。従来、大気汚染などを理由に厳しく禁止されてきた爆竹・花火が一部解禁され、大みそかから春節当日にかけて、街中で市民が花火を打ち上げる光景が各地で見られた。
現地の冨坂レポーターは、日付が変わった直後の様子を「いま12時を回りました。旧暦の新正月、春節です。街中に花火が上がっています。春節がやってきました」と中継で伝えた。夜空を彩る花火とともに、市民が新年の到来を祝う姿が確認された。
山西省が先行して解禁
今回の動きの先駆けとなったのは山西省である。同省は2025年に爆竹・花火の使用を一部解禁しており、これが他地域にも広がりを見せているとされる。ただし、解禁はあくまで「一部」にとどまり、全面的な解禁には至っていない。解禁の具体的な範囲や条件については明らかになっていない部分も多い。
禁止の背景と解禁への転換
中国ではこれまで、大気汚染などを理由に春節の爆竹・花火が厳しく規制されてきた。市民感情への配慮や経済低迷下での消費喚起が解禁の背景にあるとの見方もあるが、当局が公式にその理由を表明したかどうかは定かではない。
山西省以外にも解禁の動きが広がっているとされるものの、具体的にどの省や都市が対象となっているかは明示されていない。春節の伝統行事である爆竹・花火がどこまで復活するのか、今後の各地の対応が注目される。