米イラン核協議、ジュネーブで2回目の会合 空母派遣と軍事演習で緊張も
要約
2月6日にマスカットで8カ月ぶりに再開した米イラン核協議が、17日にはジュネーブに場を移して継続された。トランプ大統領は交渉期限を1カ月程度とする考えを示す一方、空母打撃群を派遣し軍事圧力も強めている。
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対話と圧力、同時に進む米イラン交渉
米国とイランは2026年2月17日、スイス・ジュネーブで核協議を開いた。オマーンを介した間接協議とみられる。両国の核協議は2月6日にオマーンの首都マスカットで8カ月ぶりに再開しており、今回はそれに続く2回目の会合となる。
トランプ米大統領はイランに対し核廃棄を求めており、交渉期限を1カ月程度とする考えを示した。限られた時間の中で双方が歩み寄れるかは不透明な状況だ。
空母派遣と軍事演習が並行
協議が進む一方で、軍事的緊張も高まっている。トランプ大統領はイラン周辺海域に空母打撃群を派遣。これに対しイランは軍事演習で対抗する姿勢を見せた。交渉のテーブルでは対話を続けながら、その裏では双方が軍事力を誇示する構図となっている。
オマーンが担う仲介の役割
今回の一連の協議では、オマーンが仲介役を果たしている。マスカットでの第1回協議に続き、ジュネーブでの第2回協議でもオマーンを介した間接的な形式が採られた。米国側の交渉担当者としてはウィットコフ氏の名前が挙がっているが、協議の具体的な内容や条件は明らかになっていない。
トランプ大統領が設定した約1カ月という交渉期限が迫る中、核廃棄を求める米国と、これまで核開発を進めてきたイランとの間で合意に至る道筋は依然として見通せない。