メタ社ザッカーバーグCEO、SNS依存訴訟で証人出廷 6時間の審理
要約
インスタグラムの依存症を訴える女性の損害賠償裁判で、メタ社トップが証言台に立った。裁判では同社が10代ユーザーの利用時間拡大を目標に掲げていたことを示す内部文書も明らかになった。
SNSメタ米国裁判青少年保護
ザッカーバーグCEOが証言台に
米メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOが、インスタグラムの依存症になったとする女性が損害賠償を求めた裁判で、証人として出廷した。審理は6時間に及んだ。
SNS大手のトップ自らが依存症訴訟の証言台に立つのは異例のことである。原告側はインスタグラムの利用が依存症を引き起こしたと主張し、メタ社の責任を追及した。
内部文書が示すメタ社の戦略
裁判ではメタ社の内部文書も明らかになった。文書からは、同社が10代の顧客を重視し、利用時間で他社を圧倒する目標を掲げていたことが判明した。こうした内部方針が、依存性の高いサービス設計につながったのではないかという点が争点の一つとなっている。
「多くの子が命を落としている」遺族の訴え
法廷の外では、SNSに関連して2021年に娘を失ったという母親が声を上げた。この母親は「2021年に娘を失ってからも多くの子が命を落としている」と訴え、被害の深刻さと広がりを強調した。
裁判の結果はまだ出ていない。今後の審理の行方が注目される。