ススキノ男性殺害事件、母親に2審も執行猶予付き有罪判決 札幌高裁
要約
2023年に札幌・ススキノのホテルで発見された男性遺体事件で、遺体遺棄・損壊を行った娘を手助けした罪に問われた63歳の母親について、札幌高裁は19日、1審に続き執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。親子3人が起訴されている。
刑事裁判札幌死体遺棄殺人事件裁判
札幌高裁、母親に再び執行猶予付き判決
約3年前、札幌の繁華街・ススキノのホテルで男性が遺体で見つかった事件で、札幌高等裁判所は19日、娘による遺体の遺棄や損壊を手助けした罪に問われた63歳の母親に対し、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
この事件では親子3人が起訴されている。母親は、遺体の遺棄・損壊を実行した娘の犯行を幇助した罪で裁かれてきた。2審となる今回の札幌高裁判決でも、1審と同様に執行猶予が付く結果となった。
事件の経緯
事件は2023年7月、札幌市中央区のススキノにあるホテルで男性の遺体が発見されたことで発覚した。その後の捜査で親子3人が逮捕・起訴され、それぞれの刑事責任が問われることとなった。
母親については、娘が行った遺体の遺棄や損壊を手助けした罪が審理の対象となった。1審の札幌地方裁判所は母親に対し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しており、控訴審でもこの判断が維持された形である。
控訴審の判断
札幌高裁は控訴審において、母親の幇助行為について改めて審理を行った。背景には、親子間の特殊な関係性や、事件における母親の関与の度合いをどう評価するかという論点があったとみられる。
結果として、2審でも実刑は回避され、執行猶予付きの判決が言い渡された。事件をめぐっては、娘の犯行を親がどこまで認識し、どのような形で関与したかが裁判の焦点となってきた。
社会的な注目を集めた本事件の裁判は、親子3人それぞれについて進められている。