英警察、アンドルー元王子を釈放 機密漏えい疑惑で逮捕後
要約
英国王チャールズ3世の弟であるアンドルー元王子が英警察に逮捕されていた件で、釈放されたことが英メディアの報道で明らかになった。逮捕容疑は公務上の機密情報漏えいとされる。
イギリスエプスタイン人権問題刑事事件王室
英メディアが釈放を報道
英警察がアンドルー元王子を釈放したことが、英メディアの報道で明らかになった。釈放の条件や今後の捜査方針など詳細は現時点で明らかになっていない。
アンドルー元王子は英国王チャールズ3世の弟にあたる。2026年1月末に米司法省が公開したエプスタイン関連書類をきっかけに、2010年から11年にかけての貿易特使時代に、故ジェフリー・エプスタイン氏にアフガニスタンの金・ウラン投資機会やシンガポール・香港訪問の報告書といった機密情報を送った疑惑が浮上していた。
約400年ぶりの上級王族逮捕
英国の上級王族が逮捕されるのは約400年ぶりとされ、事件は国内外で大きな注目を集めた。容疑は「公務上の不正行為罪」で、英国の一般法における公職者の権限濫用を問うものである。同罪は最大で終身刑が科される可能性がある重大犯罪に分類される。
エプスタイン事件との関連
アンドルー元王子をめぐっては、米富豪エプスタイン氏との関係が長年問題視されてきた。2022年2月には、性的虐待を訴えたジニア・ギャフレさんとの民事訴訟で、有罪を認めないまま和解に至っている。王族の特権と司法の平等性が問われる象徴的な事案として、今後の捜査の行方が注視される。