福岡市総合図書館で3人刺傷、61歳の男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕
要約
福岡市早良区の福岡市総合図書館で2月19日夜、来館者や警備員ら男女3人が刃物で切りつけられた。いずれも命に別状はなく、容疑を認めた61歳の無職の男がその場で逮捕された。
刺傷事件図書館福岡市福岡県警
図書館の正面玄関ホールで犯行
福岡市早良区百道浜の福岡市総合図書館で2月19日午後7時50分頃、来館者ら男女3人が刃物で襲われる事件が発生した。福岡県警は、殺人未遂の疑いで自称・吉井辰夫容疑者(61歳、無職、福岡市早良区西新)を現行犯逮捕した。
犯行は図書館の正面玄関ホールで行われた。被害に遭ったのは50代の女性、80代の男性、そして制止に入った70代の男性警備員の3人で、いずれも病院に搬送された。80代の男性は腹部を刺され重傷、50代の女性は首を切りつけられ、警備員は手などを負傷した。3人とも命に別状はないという。
容疑者「私がしたことに間違いはありません」
吉井容疑者は調べに対し「私がしたことに間違いはありません」と容疑を認めている。また「3人とは面識がない」とも供述しており、面識のない不特定の来館者を狙った犯行とみられる。犯行の動機については、警察が詳しく調べを進めている。
図書館は翌日臨時休館に
事件を受け、福岡市総合図書館は翌20日を臨時休館とした。同図書館は1996年に開館し、約190万冊の蔵書を擁する日本有数の公立図書館である。図書・映像・文書の3部門を備え、福岡市の生涯学習の中枢施設として多くの市民に利用されてきた。
不特定多数が出入りする公共施設での無差別的な刺傷事件の発生に、施設の安全管理体制のあり方があらためて問われることになりそうだ。