大阪市に金地金21キロの匿名寄付、約5億6千万円相当を水道管対策へ
要約
大阪市は匿名の寄付者から金地金21キロ(約5億6千万円相当)の寄付を受けたと発表した。横山英幸市長は「とんでもない金額でもう言葉がない。感謝しかない」と述べ、水道管の老朽化対策に充てる方向で具体的な用途を検討する。
インフラ老朽化大阪横山英幸水道管老朽化貴金属
大阪市は2月19日、匿名の寄付者から金地金21キロ(約5億6千万円相当)の寄付を受けたと発表した。寄付者は水道管の老朽化対策への使用を求めており、市は今後、具体的な用途を検討する。横山英幸市長は同日の記者会見で「とんでもない金額でもう言葉がない。水道管の老朽化対策は大きな投資だ。感謝しかない」と述べた。
水道局「過去に経験がない額」
大阪市水道局によると、水道事業への寄付としては過去に経験がない額だという。寄付を申し出る連絡が市役所にあったのは2025年11月で、寄付者は匿名を希望している。なぜ金地金という形式での寄付となったのか、寄付者の動機などは明らかにされていない。
深刻化する水道管の老朽化
水道管の老朽化は全国的な課題となっている。大阪市の水道管の多くは高度経済成長期に整備されたもので、同市も老朽化の問題に直面している。2024年度には大阪市内で道路下の漏水事故が92件発生した。
2026年1月には埼玉県八潮市で下水道管の損傷による道路陥没事故が発生しており、インフラの老朽化問題は全国で注目を集めている。
市は具体的な使途を検討へ
市は寄付者の意向を踏まえ、水道管の老朽化対策に充てる方向で具体的な用途を今後検討する方針だ。巨額の匿名寄付がどのように活用されるか、今後の動向が注目される。