2026/4/1
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社会

三重・鳥羽沖で貨物船と遊漁船が衝突、2人死亡10人負傷 船体真っ二つに

要約

三重県鳥羽市国崎町沖で499トンの貨物船が錨泊中の16トン遊漁船に衝突し、遊漁船は船体が二つに割れて漂流した。乗船していた13人のうち2人が死亡、10人が負傷している。

三重県交通事故海上事故海上保安庁

貨物船が遊漁船の右舷に衝突、船体は二つに割れる

20日午後0時55分ごろ、三重県鳥羽市国崎町沖で、貨物船「新生丸」(499トン)と遊漁船「功成丸」(16トン)が衝突する事故が発生した。鳥羽海上保安部によると、新生丸が功成丸の右舷側に衝突し、功成丸は船体が二つに割れて漂流した。

功成丸には男性13人が乗船していた。この事故で三重県松阪市在住の谷口幸吉さん(84)と中川元弘さん(67)の2人が死亡し、新生丸の船長(66)を含む10人が負傷した。

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※画像はイメージです

新生丸の船長から118番通報があり、「小型船とぶつかった」と報告された。事故現場は石鏡港第2号防波堤灯台から東に約6.4キロの海上である。

貨物船は帰路の空荷状態、遊漁船は錨泊中

鳥羽海上保安部の調べによると、新生丸は愛知県衣浦港から岡山県水島港に向かう途中だった。鋼材を運んだ帰りで、事故当時は荷物を積んでいない状態だった。

一方の功成丸は、現場付近で錨泊し遊漁中だったとされる。停泊していた小型の遊漁船に、航行中の大型貨物船が衝突した形となる。499トンの貨物船と16トンの遊漁船では船体の大きさに圧倒的な差があり、功成丸が真っ二つに割れるほどの衝撃となった。

海保が事故原因を調査中

鳥羽海上保安部が事故の詳しい原因について調べを進めている。衝突に至った経緯や両船の当時の状況など、解明すべき点は多く残されている。