2026/4/1
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社会

岡山・西大寺観音院の「裸祭り」で複数男性搬送、3人が意識不明

要約

2026年2月21日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開催中の「西大寺会陽」で複数の男性が搬送され、うち3人が意識不明の状態となった。

伝統文化安全対策岡山県群衆事故

午後10時ごろ「けが人が出ている」と通報

2026年2月21日午後10時ごろ、岡山市東区の西大寺観音院で「祭りの参加者にけが人が出ている」との通報が警察と消防に寄せられた。複数の男性が病院に搬送され、うち3人が意識のない状態だという。

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※画像はイメージです

西大寺観音院では毎年2月第3土曜日の夜に「西大寺会陽」が開催されており、今回の事故はこの祭りの最中に発生したとみられる。

搬送者の詳細は明らかにならず

現時点で、搬送された男性の総数やけがの具体的な内容、事故の原因については明らかになっていない。意識のない3人を含む搬送者の容体についても、詳細は不明のままである。

岡山県警察や消防からの公式なコメントは発表されていない。

500年超の歴史を持つ伝統行事

西大寺会陽は1510年に起源を持ち、2016年に国の重要無形民俗文化財に指定された祭りである。毎年約1万人のまわし姿の男性が参加し、本堂から投下される2本の宝木を奪い合う。宝木を手にした者は「福男」と呼ばれる。

過去には2007年に45歳の男性が圧死する事故が発生しており、祭りの公式案内でも「他の参加者との接触、転倒等により怪我・死亡事故が発生する危険性がある」と明記されている。2024年には参加者の入場時間を遅らせて争奪戦の時間を短縮するなど、安全対策の強化が図られていた。