2026/4/1
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国際

イスラエルから日本人5人がヨルダンへ退避完了、外務省が支援

要約

米国・イスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が急速に悪化するなか、外務省の調整により在イスラエル邦人5人が陸路で隣国ヨルダンへの退避を完了した。

イスラエルヨルダン中東情勢邦人退避

邦人5人がヨルダンへ退避

イスラエルから出国を希望していた日本人5人が、隣国ヨルダンへの退避を完了した。外務省が調整・対応にあたり、退避を実現させた。

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※画像はイメージです

中東情勢が緊迫化するなか、イスラエルに滞在していた邦人の安全確保が急務となっていた。2月28日には米国とイスラエルがイランを攻撃し、イランが報復攻撃を実施。この事態を受け、イスラエル全土の危険レベルはレベル3(渡航中止勧告)またはレベル4(退避勧告)に引き上げられていた。

陸路での退避を実施

外務省によると、航空路線が使用できない状況のため、退避は陸路で実施された。在イスラエル日本大使館と在ヨルダン日本大使館が協力し、対応にあたった。

今回の退避は第2次退避にあたり、第1次退避として4名が先行して出国している。政府は今後もさらなる希望者への対応を継続する方針である。

広がる中東地域の危険レベル引き上げ

外務省はイスラエル周辺国についても危険レベルを引き上げている。UAE、バーレーン、クウェート、カタール、ヨルダン、オマーン全土、サウジアラビアの一部がレベル2(不要不急の渡航中止)に上昇した。

イスラエルには約1,000人の邦人が滞在しているとされ、政府は引き続き在留邦人の安全確保に全力を挙げる構えである。小泉防衛相は自衛隊による邦人輸送の準備態勢についても言及しており、情勢のさらなる悪化に備えた対応が進められている。