リヤドの米国大使館にドローン攻撃、クウェートでも大使館閉鎖 湾岸地域で緊張高まる
要約
サウジアラビア国防省はリヤドの米国大使館が2機のドローンで攻撃されたと発表。負傷者は確認されていない。クウェートの米国大使館も「地域の緊張の高まり」を理由に閉鎖を通知した。
リヤド米国大使館に2機のドローン攻撃
サウジアラビア国防省は3日、首都リヤドにある米国大使館が2機のドローンによる攻撃を受けたと発表した。攻撃により建物で小規模な火災と損壊が発生したが、負傷者は確認されていない。米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。大使館の現地職員はすでに避難を完了している。
サウジ国防省はあわせて、リヤドおよび周辺都市の付近で計8機のドローンを迎撃したことも明らかにした。攻撃の主体や発射地点については、現時点で公表されていない。
米国大使館は同日、公式Xアカウントを通じてサウジアラビアに滞在する米国人に対し、屋内に退避するよう呼びかけた。
クウェート米国大使館も閉鎖を通知
湾岸地域での緊張はリヤドにとどまらない。クウェートの米国大使館は3日、公式Xアカウントで「地域の緊張の高まりにより、さらなる通知があるまで閉鎖する」と発表した。
ロイター通信によると、クウェートの米国大使館付近では前日の2日に煙が確認されていた。煙の原因については明らかになっていない。
クウェート米大使館付近で煙を確認
ロイター通信が報道。煙の原因は現時点で不明のまま。
リヤド米大使館にドローン攻撃
2機が大使館を攻撃し小規模な火災が発生。周辺で計8機が迎撃された。
米大使館が退避を呼びかけ
サウジアラビアに滞在する米国人に屋内退避を要請。クウェート大使館は閉鎖を通知。
攻撃の背景に不明点多く
今回の攻撃について、ドローンを操作・発射した主体は明らかにされていない。攻撃の動機や具体的な被害規模、8機のドローンの発射地点も公表されていない状況である。
クウェート米国大使館が閉鎖理由に挙げた「地域の緊張の高まり」の具体的な内容についても、詳細は示されていない。湾岸地域における米国の在外公館が相次いで標的となり、あるいは閉鎖に追い込まれる異例の事態となっている。