中国、イスラエルにイラン攻撃の即時停止を要求 王毅外相が電話協議で
要約
中国の王毅外相がイスラエルのサール外相との電話協議で、米国とイスラエルによるイラン攻撃の即時停止と対話による解決を要求した。
イラン中国外交中東情勢
王毅外相、サール外相に即時停止を要求
中国の王毅政治局員兼外相は3日、イスラエルのサール外相と電話協議を行い、米国とイスラエルによるイラン攻撃の即時停止を要求した。中国外務省が発表した。
王毅氏は協議の中で、対話による問題解決を強く求めたほか、米国とイランの核交渉にも言及した。
対話による解決を主張
中国外務省の発表によると、王毅氏はイスラエル側に対し、軍事行動の停止と外交的手段による事態の収拾を訴えた。中国としてイラン情勢に対する立場を明確に示した形である。
一方、電話協議におけるイスラエル側の具体的な応答内容は明らかにされていない。
中東情勢と中国の立場
中国はイランとの間で2021年に25年間の包括的協力計画に署名しており、イランの原油輸出の約9割が中国向けとされるなど、経済的に深い関係にある。同時に、サウジアラビアなど湾岸諸国との関係も重視しており、中東地域における多角的な外交を展開している。
今回の電話協議は、こうした中国の中東外交の一環として行われたものであり、米国との関係も含めた複雑な外交バランスの中での対応となった。