2026/4/1
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国際

イラン反政府デモ参加の男性、トルコへ退避「治安部隊が発砲した」

要約

1月にイランで発生した大規模な反政府デモに参加した20代男性がANNの取材に応じ、治安部隊による民衆への発砲の実態を証言した。男性は2月下旬にトルコへ退避している。

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「自国民を虐殺する政府は脅威だ」

1月にイランで発生した反政府デモに参加した20代のイラン人男性が、ANNの取材に応じた。男性はデモの現場で治安部隊が民衆に向けて発砲した状況を証言し、2月下旬にトルコへ退避したことを明らかにした。

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※画像はイメージです

男性はデモ当時の状況について「参加者が制御不能なほど膨れ上がり密集しているのを見て、治安部隊は民衆を散らすために発砲を始めました」と語った。さらに「自国民をこのように虐殺する政府は、他国にとっても明らかに脅威です」と、イラン政府の対応を強く批判した。

このデモでは数千人が死亡したとされるが、具体的な死者数は明らかになっていない。

米国・イスラエルの攻撃を「唯一の道」

現在、アメリカとイスラエルがイランに対して攻撃を続けている。男性はこの攻撃について「国民を救う唯一の道だった」と述べ、支持する姿勢を示した。

男性は2月下旬にトルコへ退避しており、国内にとどまることが困難な状況にあったことがうかがえる。

混迷深まるイラン情勢

イランでは1月に反政府デモが発生し、治安部隊による武力弾圧が行われた。その後、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が続いており、情勢は緊迫の度を増している。デモ参加者の中には男性のように国外へ退避する動きも出ている。