2026/4/1
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国際

トランプ大統領、イラン次期指導者は「現体制内から選ぶべき」と方針転換

要約

トランプ米大統領は3日、イランの新しい指導者は現体制内から選ぶのが適切だとの考えを示し、当初の体制転換論から体制内での指導者交代を支持する立場へと方針を転換した。イラン側は次期最高指導者の選出が近いとしている。

イラン情勢トランプ政権中東情勢米イラン関係

トランプ大統領が姿勢を軟化

トランプ米大統領は3日、イランの新しい指導者について、現体制内から選ぶのが適切だとの考えを示した。具体的な人物名には言及しなかったものの、イランの次期指導者像に関する米国の立場を明確にした形だ。

トランプ大統領は当初、イランに対して体制転換を呼びかけていた。しかし、現体制そのものを親米に変えた方が得策だとの判断に傾いたとみられる。強硬路線から現実路線への転換ともいえる動きである。

イラン側は次期指導者の選出へ

一方、イラン側は次期最高指導者を近く選出するとしている。現最高指導者ハメネイ師の後継をめぐる動きが本格化する中で、トランプ大統領の発言が出た格好だ。

米国がイランの指導者選びに言及すること自体が異例であり、イランの体制移行期を見据えた外交的な布石とも受け取れる。ただし、選出の具体的な時期や候補者については明らかになっていない。

体制転換論からの後退

トランプ大統領がイランの体制転換ではなく、体制内での指導者交代を支持する姿勢を示したことは、対イラン政策の方向性に変化が生じていることを意味する。核問題や中東情勢をめぐる米イラン間の緊張が続く中、この方針転換が今後の外交交渉にどのような影響を及ぼすかが注目される。