2026/4/1
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国際

米軍潜水艦がイラン軍艦を撃沈、第2次大戦後初の魚雷攻撃による戦果

要約

米国防長官が記者会見でイラン海軍フリゲート艦「デナ」の撃沈を発表した。スリランカ南方の公海上で米潜水艦が魚雷攻撃を実施し、少なくとも80人以上が死亡。2月28日以降、米・イスラエルは2,000カ所以上を攻撃している。

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米潜水艦の魚雷攻撃でイラン艦撃沈

イスラエルと米国がイランへの大規模軍事作戦を継続するなか、ヘグセス米国防長官は4日の記者会見で、イラン海軍のフリゲート艦「デナ」が米潜水艦の魚雷攻撃により撃沈されたことを明らかにした。米軍が潜水艦の魚雷攻撃で敵艦を撃沈したのは、第2次世界大戦後初めてとなる。

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※画像はイメージです

沈没したフリゲート艦はスリランカの南方約40キロの公海上に位置しており、スリランカ側の発表によると、少なくとも80人以上の死亡が確認されている。デナは4日朝に救難信号を発信していた。

ヘグセス国防長官はイラン船について「国際海域で安全だと思ったのだろう」と述べた。

2,000カ所以上を攻撃、制空権掌握へ

ケイン統合参謀本部議長が公表した作戦の詳細情報によると、2月28日の作戦開始以降、米・イスラエル両国はイラン国内の2,000カ所以上の標的を攻撃した。

ヘグセス国防長官はイラン上空の制空権について「数日以内に掌握する」との見方を示しており、作戦は今後さらに拡大する可能性がある。

第2次大戦以来の歴史的戦闘

今回の撃沈が持つ軍事的意味は大きい。潜水艦による水上艦への魚雷攻撃が実戦で成功したのは第2次世界大戦以来であり、前例のない出来事である。ヘグセス国防長官自身も「米軍が潜水艦の魚雷攻撃によって敵艦を撃沈したのは第2次大戦後、初めてだ」と、その歴史的な意義を強調した。

2月28日に開始された米・イスラエルによるイラン軍事作戦は、1週間を経てなお継続しており、海上戦闘にまで拡大した形だ。今後の展開が注目される。