2026/4/1
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国際

イラン革命防衛隊、ペルシャ湾で米タンカー攻撃を発表 戦闘は周辺国にも拡大

要約

イランの革命防衛隊がペルシャ湾北部での米タンカー攻撃を発表し、ホルムズ海峡封鎖を主張。戦闘はアゼルバイジャンへの無人機攻撃など周辺国に波及し、世界のエネルギー供給に懸念が生じている。

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革命防衛隊がタンカー攻撃を発表

イランの革命防衛隊は3月5日、ペルシャ湾北部で米国の石油タンカーをミサイル攻撃したと発表した。イランメディアは攻撃により火災が発生したと報じている。

英海事機関UKMTOは3月4日、ペルシャ湾北部で停泊中のタンカー付近で大きな爆発があったと報告していた。イランは同時に、UAE、カタール、サウジアラビアなど湾岸諸国にも攻撃を加えたと宣言している。

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※画像はイメージです

イランはホルムズ海峡の封鎖を主張しており、この宣言は世界経済を揺さぶり、米国に停戦圧力をかける狙いがあるとみられる。世界の石油輸送の約3分の1がホルムズ海峡を通過しており、紛争の長期化はエネルギー供給に深刻な影響を及ぼす可能性がある。

紛争は周辺国にも波及

戦闘の影響はペルシャ湾周辺にとどまらず、広域に拡大している。アゼルバイジャンでは3月5日、イランから飛来した無人機により国際空港が損傷し、2人が負傷した。

イラン赤新月社によると、2月28日の交戦開始以降、イラン国内では民間施設105カ所が攻撃の標的になったという。

  1. 交戦開始

    米国・イスラエルとイランの間で軍事衝突が開始。イラン国内では民間施設が広範に標的となる。

  2. 複数の軍事行動が同時進行

    UKMTO がペルシャ湾北部のタンカー付近での爆発を報告。同日、米軍はスリランカ沖のインド洋でイラン軍艦を潜水艦の魚雷攻撃により撃沈、イスラエル軍はテヘラン東部の軍事施設に大規模攻撃を実施。

  3. イランがタンカー攻撃を発表、周辺国への影響顕在化

    イランの革命防衛隊がペルシャ湾北部での米タンカーへのミサイル攻撃と火災を発表。同時にアゼルバイジャンでもイランからの無人機による空港損傷が報告される。

米国・イスラエル側の攻勢継続

米軍は3月4日、スリランカ沖のインド洋でイラン軍艦を潜水艦の魚雷攻撃により撃沈したと発表した。同日、イスラエル軍もテヘラン東部の軍事施設に大規模攻撃を加えたとしている。

米国国防総省は軍事行動の継続を表明し、短期間での軍事的優位の確立を目指す姿勢を示している。