2026/4/1
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国際

オマーン湾で日本関係船舶に落下物による軽微な損傷、けが人なし

要約

3月4日朝にオマーン湾停泊中の日本関係船舶で空からの落下物が確認され、軽微な損傷が生じた。国交省は米・イスラエルのイラン攻撃やイランの報復との関連について「断定できない」としている。

ホルムズ海峡中東情勢海上安全保障

オマーン湾で日本関係船舶に被害

金子恭之国土交通相は3月6日の記者会見で、オマーン湾に停泊していた日本関係船舶において、空からの落下物とみられる破片が確認され、軽微な損傷が生じたと発表した。

落下物が確認されたのは日本時間3月4日午前7時半ごろ。けが人はなく、船舶の運航にも支障はないという。乗組員に日本人は含まれていない。

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※画像はイメージです

落下物の原因は「断定できず」

国土交通省は、米国とイスラエルによるイラン攻撃や、イランの報復が落下物に関連している可能性について「断定できない」との見解を示した。落下物の具体的な形状やサイズ、損傷の詳細な箇所については明らかにされていない。

緊張高まるホルムズ海峡周辺

オマーン湾はペルシャ湾とホルムズ海峡を経て接続する海域で、日本への輸入原油の大半が通過するエネルギー輸送の要衝である。2月28日の米国・イスラエルによる対イラン軍事攻撃を受け、周辺海域の安全保障環境は不安定化しており、海運大手各社がホルムズ海峡の航行を停止する事態となっている。

日本関係船舶が中東海域で被害を受けた事例としては、2019年6月にホルムズ海峡付近で日本企業所有のタンカーが攻撃を受けた事件がある。今回の事案についても、国交省は引き続き情報収集を進めるとみられる。